【覆めん　花木・東中野】もちもちワンタンとバランスの良い醤油ラーメン

2023年9月25日

都内のラーメン激戦区の一角、東中野で近年オープンした「覆めん　花木」に行ってきましたので実食レポートいたします。

ラーメンのメニューや混雑状況、営業時間やラストオーダーについて、店内の作法について事前に知っておいたほうがいいことなどをご紹介します。

アルデンテな麺と深みを増してくるスープ・ワンタンが自慢のラーメン店

覆めん　花木は、JR東中野駅西口を出て山手通りを中野坂上方面に進み、およそ徒歩3，4分の場所に店舗を構えるラーメン店です。2020年11月オープンで、当時から東中野エリアは人気のラーメン店が数多く増えてきましたが覆めん　花木もオープンして日が浅いころから人気店としてリピーターが増え続けています。

店内には、６人ほどがゆったり座れるカウンター席があり、食券制の販売機がお店に入ってすぐのところにあります。覆めん　花木にはメンバーズカードがあり、神保町の覆麺　智と西巣鴨にある中華そば　半ざわでも使えます。

メンバーズカードを持っているとトッピングが一品無料でついてくる特典がありますが、持ってない人が手に入れる方法は、食後に店主さんからお持ちですか？と声をかけられるので持ってないことを告げればもらうことができます。ただ、メンバーズカードをだれにでも配っているわけではなく、お店の味を気に入ってくれた人に渡しているのでスープをある程度飲んでくれた方を対象にしていると店内に記載してあります。

また、店主さん一人でまかなっているのでお店でのマナーに関してのお願いが掲示してあるので食事の際は最低限のマナーを守ってラーメンを楽しみましょう。

お昼どきの営業時間は14時半ですが、割とぎりぎりの時間でも入れてくれる場合があります。

メニュー

覆めん　花木のメニューは、ラーメンと不定期で提供される本日限定ラーメンがあります。

ラーメンのトッピングの種類は、味玉・生玉子・のり・ネギ・メンマ・青とうがらし、そしてワンタンがあります。ワンタンはその日によって具の種類が変わることが多いですが、「生姜・あおさ＆れんこん・オクラ・わさび」などが具材に選ばれています。

また、ラーメンの大盛り・特盛も有料で対応しており、白ごはんも注文することができます。ドリンクメニューとしてビールも用意してあります。

メンバーズカードを持っていると、トッピング一品無料となり、のり・メンマ・ネギ・生玉子のうち一品無料で付けられます。

本日限定ラーメンを提供している日が不定期であり、その日は通常ラーメンは注文できずその日限定のラーメンを注文することができます。本日限定ラーメンを提供している日は、店頭にわかりやすく掲示されています。

感想

今回、覆めん　花木で注文したメニューは

・特製ラーメン　1,250円

です。チャーシュー・味玉・メンマ・のり・ねぎがトッピングされており、ワンタンを２つ選ぶことができました。2つとも同じ種類でも良いし、一つは生姜、一つをオクラなどにすることもできます。この日は、おくら＆レンコンのワンタン2つ選択しました。

醤油の味がザクっとくる透き通ったスープは、あっさりとしていながらもう一味、もう一味と確かめてみたくなる味わいでした。くどさの無い中にもカツオの風合いが刺激になってクセになる人も多いというのもうなづけます。

麺は、黄色みがわかるストレートの卵麺で固めに茹でられており、つるつるとしていながら歯切れ具合がもっちりしている感じです。アルデンテな麺といった感じで、歯切れがプツプツ系の麺とは違いますが小麦の弾力をしっかり感じます。

特色のあるワンタンは２つ付けられますがかなりボリュームがあり、レンゲに収まりきらないほどの大きさです。なめらかでもちもちとしたワンタンの皮が特に美味しく、具材もぎっしり詰められているので一つだけトッピングしても満足感はかなり高まると思います。

味玉はやや半熟といった出来上がりで、チャーシューは肉の味と食感をしっかりと感じられる脂身と赤身のバランスが取れているものでした。肉厚のメンマも個人的に好みです。

特製ラーメンはラーメン自体の味のバランスがいいのと、具材が相当盛り付けられているので1,000円を超えますが価格以上の満足度を得られる一品でした。