東中野、ムーンロードの一角で一際異彩を放っているお店、四万十 旅に行ってきましたのでレポートします。
お店の外からは伺い知れないお店の中の様子やどれくらいの人数が入れるお店なのか、出される料理やお酒の種類、ママさんについてもご紹介します。
東中野ムーンロードで存在感を一際放つ小料理店
四万十 旅は、東中野の観光名所の一つにもなっているムーンロードの一角に居を構えている日本料理屋、小料理屋です。「風の便りと旬の味 旅」という看板が掲げられており、ドアの周りには高地に関する展示物やメニューなどが飾られており、お店のドアを開かないと中の様子がわからないという独特の風貌を携えています。
ムーンロードにてお店を開いてから数十年経っており、現在同エリアで営業している店の中でも老舗のお店です。表記の上では日本料理屋、小料理屋となっていますが、実際にはママと近い距離で話のできる小さな居酒屋、という感じです。
店内でお客さんが座れる席は、基本的に3席、なんとかして5席といった広さなので大人数で飲める場所ではありません。ドアを開けて先客がいたら座れないという状況はありますので少し時間をずらして行くといいかもしれません。お店の外でも椅子を置いて飲めるように営業許可を取っているそうなので、少ない人数でしか入れないお店ということを念頭に入れておいたほうがいいかもしれません。
その小さな空間がとても居心地がいいので常連さんも多く、初めてお店の中に入った人が「もっと早くこのお店を知っておけばよかった」とママさんに伝えるケースも多いようです。
メニュー
四万十 旅では、高知出身のママさんの手料理を頼むことができます。
高地から取り寄せた食材を使ったてんぷらや酢の物などの一品料理、天然のふきのとうや山菜を使った料理など高地料理を楽しむことができます。冷ややっこや、卵焼きなど居酒屋での定番料理や手造りの自家製らっきょう、おかゆなどもあります。
また、自家製の果実酒が非常に多く、数十種類の果実酒をママさんが作っており、少量ずつから頼むことができます。バナナやオレンジ、あけびやコーヒーなど飲みなれない果実酒が取り揃えられており、一回行っただけではすべてを制覇できないほど多彩な果実酒が揃えられています。
コーヒーの果実酒は、〆に飲まれることが多いようです。
感想
四万十 旅に平日の21時過ぎに伺いましたが運よく席が開いていたので入れました。
ママさんが笑顔で出迎えてくれます。
初めてきた、と伝えると初めての人に出しているメニューを出してもらいました。
四万十 旅で頼んだメニューは
・栗焼酎 2杯
・高地県食材などのお通し
・山うどの酢の物
・山うどのてんぷら
・あけびの果実酒
です。お会計はトータルで2,000円でした。栗焼酎1杯とお通しは初めての人にサービスで出しているもののようです。
栗焼酎は、麦焼酎のようなすっきりとした後味の焼酎で独特の香りがあり、こじんまりとした店舗の雰囲気と合っているように感じました。
高地から取り寄せた食材を使った料理も、苦みとうまみを感じられるもので果実酒と飲むにはちょうど良いバランスを感じました。
ゆったりとしたペースでママさんがお酒や料理を提供してくれるので、ひとたび店内に入ると外界から隔絶された独特の雰囲気、懐かしい場所にタイムスリップした気分になります。
ママさんが気を使って話をいろいろと広げてくれるので初めて行く人にとっても、とても居心地のいい飲み場でした。いろいろサービスで出してくれるお店で、あけびの果実酒を頼んだ時に、山桃の果実酒をサービスでつけてもらいました。
お店情報
- 住所 東京都中野区東中野4-2-27
- アクセス JR東中野駅東口から徒歩2分ほど
- 電話番号 090-5425-6424
- 定休日 不定休
- 営業時間 18:00~26:00
- 平均予算 1,500円~
- 決済方法 現金
- 予約の可否 予約不可
- 喫煙の可否 喫煙可能
特製の果実酒と高知の食材を使った土佐料理を食べられるこじんまりとしたお店です。座席数が少ないですが運よく空いていて座れることができたら落ち着いた雰囲気でママとの会話を楽しみながら飲むことができるお店です。
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